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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

トマト黄化葉巻病を媒介するタバココナジラミ対策は防虫ネットが決め手
-防虫ネットを張ったハウスの換気扇と天窓による昇温防止効果-


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TEL 発表者名 その他の配布先
7/24
(木)

兵庫県立農林水産技術総合センター
農業技術センター園芸部

0790-47-2400

所長 小池 孝司
 主幹(広報情報担当)   田中 潔

 



 トマト黄化葉巻病が全国的に猛威をふるっており、昨年秋には兵庫県内でも多くの発生を認めた。

 黄化葉巻病はウイルス病でタバココナジラミが媒介するが、タバココナジラミは薬剤に耐性を持つものが多いなど農薬での防除は十分でないため、防除するにはハウスの中にタバココナジラミを入れないようにすることが第1である。このため、ハウス開口部に0.4mm目合いの防虫ネットを張ることが最も効果的な防除法となる。
 ところが、0.4mmのネットを張ると、風の通りが悪く、夏の日中はハウス内が高温になる。
 そこで、ハウスのサイドからの空気の通りをよくするために、奥行30m、間口10m単棟ガラス温室の片側のサイドに直径100cmの換気扇を5基装着し、換気扇の稼働による昇温防止効果を検討した。

 換気扇を止めている状態で天窓を開けた場合は、温室内の高さ180cmでの温度は36.2℃であったが、天窓を閉めて換気扇を稼働させた場合は33.7℃に低下した。そして、換気扇を稼働させた状態で天窓を開けると、更に低下して32.6℃になり、天窓を開けただけの場合より約4℃低くなった。

 防虫ネットを張ったハウスの昇温防止には、換気扇の効果はあるが、その場合でも天窓が閉まっていると熱は温室上方にたまるため、天窓を開放した方が温度の低下が認められた。

                                 
防虫ネットを張ったハウス
                                                  (担当) 園芸部  TEL 0790-47-2423


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