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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

イオンビームを利用したキクの新品種作出の取組


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(月)

兵庫県立農林水産技術総合センター
生物工学部・農業技術センター園芸部

0790-47-2400

所長 小池 孝司
 主幹(広報情報担当)   田中 潔

 


 キクは兵庫県の切り花の主要品目であり、県下各地で栽培されている。近年は他産地や輸入品との競争が激化しており、生産者をはじめ流通関係者からも新品種の要望が高まっている。そこで、独立行政法人理化学研究所と共同でイオンビームを利用したキクの色変わり変異体の作出に取り組んでいる。

キクの挿し穂に炭素イオンビームを照射し、色変わり変異を誘発する。通常、色変わり変異は花弁の一部のみに現れるので、色変わり変異の部分を切り取り、挿し芽や花弁培養等を行って、完全に色変わりの花だけが咲くように花色を固定する。

これまでに38品種にイオンビームを照射した。その結果、4品種から5通りの有望な色変わり変異体を得た。しかしながら、花弁の形がばらつくので、今後は花弁の形のばらつきを解消し、兵庫県オリジナル品種として品種登録を目指す。

(用語説明)
イオンビーム:直流の高電圧を用いて引き出したイオンの流れをイオンビームといい、それをターゲットに照射してイオンとターゲットとの間に生じる現象を利用するものを一般にイオンビーム技術という。
 今回は、この技術を利用して植物に突然変異を誘発させた。
                              

                                                 (担当) 生物工学部 電話:0790-47-2414


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