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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

平成21年漁期イカナゴシンコ(新仔)漁況予報

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(曜日)
担当事務所名
担当課名
TEL 発表者名 その他の配布先
2/13(金)

兵庫県立農林水産技術総合センター
水産技術センター

(078)941-8601

所長  反田 實 県庁記者クラブ
東播磨県民局

 イカナゴは「春告魚」とも言われ、特にシンコと呼ばれる当歳魚を対象とした船びき網漁業は、兵庫県瀬戸内海における重要漁業のひとつです。
 兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センターでは漁業経営の参考や消費者へのPRなどを目的に、毎年、イカナゴ漁況について予報を出しています。
 イカナゴのシンコ漁の解禁をひかえ、別紙「平成21年漁期イカナゴシンコ(新仔)漁況予報」によりその概要をお知らせします。

1.親魚量および産卵量
  鹿の瀬水域における親魚の採集尾数(文鎮漕ぎ1回あたり)は31.4尾で昨年の24.1尾を若干上回った。このことから、今年の産卵親魚量は昨年の1.3倍程度と推察される。一方、この親魚量と全長組成並びに一尾当たり産卵量から求められる産卵量指数(産卵量の目安)は昭和61年以降で最も低い0.50の水準 (昨年は0.77) であり、今漁期の鹿ノ瀬水域における総産卵量は昨年の3分の2程度と推察された。

2.産卵期
  産卵の指標となる雌親魚の生殖腺熟度指数の変化から判断した鹿の瀬水域の産卵盛期は、昨年とほぼ同じ時期の12月25日〜1月6日の間と推察される。

3.シンコ漁の予測
  シンコ漁は産卵場のある鹿ノ瀬(播磨灘北東部)や備讃瀬戸(香川沖)での産卵量や風などによって各漁場へ移送される稚仔の量に左右される。
  全般的には今漁期の鹿ノ瀬並びに備讃瀬戸の産卵量が低水準であったが、産卵後の1月に相次いで季節風が吹いたため、産卵場から東へ移送される稚仔の割合は高かった。
 これらの条件から各海域の漁況を予測すると、播磨灘においては備讃瀬戸からの稚仔の移送が比較的多くあったものの、備讃瀬戸並びに鹿ノ瀬ともに産卵量が低水準であることから、播磨灘東部並びに西部海域ともに低調な昨年を上回るが平年を下回ると推定される。また、大阪湾でも鹿ノ瀬からの移送は多いものの、産卵量が低水準であることから、昨年を上回るものの平年は下回ると推定される。紀伊水道でも稚仔の分布量が平年を大幅に下回ったことから、昨年をやや上回るものの平年は下回ると推定される。

参考添付資料(PDF:71KB)



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