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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

日射制御型拍動自動かん水装置による大栗の安定生産


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担当事務所名
担当課名
TEL 発表者名 その他の配布先
8/25
(月)

兵庫県立農林水産技術総合センター
農業技術センター園芸部

0790-47-2400

所長 小池 孝司
 主幹(広報情報担当)   田中 潔

 


  兵庫県は、日本で最も古いクリの産地であり、現在県下各地で「銀寄」種を中心に約700ha栽培されている。また、本県産のクリは「丹波栗」、「北摂栗」に代表されるように、大きなクリの代名詞として、消費者の人気も非常に高い。
  しかし、近年は温暖化の影響で、夏季の高温干ばつ等により小粒化や樹勢低下を招き、需要に応えられないことが多くなった。干ばつ時のかん水は大粒化、樹勢維持に有効であるが、現地ではかん水設備がなく、簡易なかん水装置の導入が必要である。
  そこで、当センターでは、かん水方法の一つとして導入可能な「日射制御型拍動自動かん水装置」を用い、現地のクリ園で実証試験を行った結果、3L以上の大粒のクリの割合が10%程度増加し、大粒化に効果の高いことが実証できた。

 「日射制御型拍動自動かん水装置((独)近畿中国四国農業研究センター開発)」は、ソーラーパネルの電力で、植物の生育に応じて、自動的にかん水や施肥が行える装置である。低コスト(15万円/10a)で、装置の設置やメインテナンスも容易で、施肥量の削減による環境負荷軽減も可能なことが大きな特徴である。
 今後、クリに対するこの装置の適用法を確立し、現地への普及を図る計画である。なお、この装置については、クリだけでなく、
イチジク、ブドウ、ブルーベリーなどの果樹類、ピーマン、トマトなどの野菜類、キク、ユリなどの花き類への適用法についても現在試験中である。また、学校等の施設での菜園、花壇などへの適用も期待できる。 


参考添付資料(PDFファイル122KB)                              
                                                  (担当) 園芸部  TEL 0790-47-2423


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