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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

簡易透視度計を用いた環境に優しい水稲栽培について  
 

月/日
(曜日)
事務所等名 電 話 発表者(担当者) その他の配布先
7/24(金)
県立農林水産技術総合センター
農業技術センター(環境・病害虫部)
 
0790-
@47-2420
A47-2400
所長 和田 眞由美
(@研究主幹(農業環境担当) 青山 喜典
A主幹(広報情報担当)
井上 智)
県庁記者クラブ

1 趣旨
 環境に優しい水稲栽培を推進するためには、水田土壌や用水に含まれる肥料成分(窒素)を踏まえた施肥が必要となっています。
 この度、簡易透視度計を用い、用水の濁り(藻類の繁殖により水の色が緑色になっている状態)程度から施肥量を評価する指針を開発 しました。
 この指針を用いると、用水の透視度により2割以上施肥量を減らすことが可能で、収量、品質共に標準施肥と同等の結果を得ることが できました。

2 開発技術の内容
 ペットボトルを加工して自作した簡易透視度計を用い、水稲の用水の濁り程度を測定し、水稲窒素肥料の削減可能量を簡易に計算で  きる“減肥指針”を開発し、現場で迅速に使用できるようにしました。

  

3 本技術導入の効果
○簡易透視度計は農業者が自作可能で、手軽に安価で実施できる。
○施肥量の削減により肥料費や作業量の低減と共に、環境負荷の低減にもつながる。
○窒素吸収量の適正化により実りが良くなり、食味の向上も期待できる。

4 今後の普及方針、留意点

○県南部平坦地域での普通期栽培(ヒノヒカリ)に適用できます。
○用水の濁りの原因が粘土粒子である場合は適用できません。
○用水に浄化槽処理水が流入している場合は、濁りが少なくても無機態窒素濃度が高いことが多いので、周辺の処理施設の有無を確   認しておく必要があります。
                                                                                                                                                                    

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