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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

認定農業者の経営分析、経営計画作成の強い味方!!
−農業経営支援ツール「こらぼ」の開発について−
 

月/日
(曜日)
事務所等名 電 話 発表者(担当者) その他の配布先
6/10
(水)

県立農林水産技術総合センター
 
0790‐47-2432
所長 和田 眞由美
(企画調整・経営支援部長
保久良 正夫)
県庁記者クラブ

 認定農業者等の経営改善の支援が効率的・効果的に実施できるパソコンソフト「農業経営支援ツール「こらぼ」」を開発しました。
 このソフトを使用すると、農業経営上の問題点の明確化だけではなく、@新規作物の導入や規模拡大を行う際の経営費、労働時間、A作物や作型の最適な組合せ等の予測が簡単にでき、また、数字やグラフで分かりやすく表示できます。
 今後は、このソフトを認定農業者等の経営安定化を支援する切り札として、農業改良普及センターやJAなどでの活用を図るとともに、農業者の利用も進めていきます。


1 「こらぼ」の内容
 パソコンソフト“エクセル”を使って農業経営をシミュレーションできるソフトで、次の内容で構成されています。
(1) 地域別作物別経営試算ソフト (品目別)
 作物ごとの作業時間、必要経費、売上などの経営データーを入力することにより、損益計算(粗収益、費用、限界利益)と労働時間が自動集計され、経営改善のシミュレーションに利用可能です。
(2) 組合せソフト (農家経営)
 複合経営(複数作物による経営)を行う場合の損益計算(粗収益、費用、限界利益)と労働時間集計が実施でき、経営の多角化のシミュレーションに利用可能です。
※ 詳細は、別紙「農業経営支援ツールの概要」のとおりです。

2 「こらぼ」の特徴
(1) 地域を代表する農業経営データーとの比較が可能
 県内の主だった水稲、野菜、果樹、花きの200品目以上のデーターを蓄積しており、希望農家に対して、このデーターと比較して問題点の把握や目標設定等の支援が行えます。
(2) 分野の拡大、データーの更新により最新のデーターに基づく支援が可能
 今後、畜産分野にも拡大して(本年中を予定)、農業経営のすべての領域を支援します。また、定期的にデーターを更新することで、資材費の変動等社会経済情勢の変化に柔軟に対応できるよう管理します。
※従来の農業経営指導ツールである農業経営指導ハンドブックは5〜8年毎に見直し
(3) 多くの経営パターンのシミュレーションが迅速に実施可能
 従来、複合経営の経営予測等は手計算等で行っていましたが、希望農家の経営データーがあれば本ソフトにより自動計算が可能になり、多くのパターンの経営シミュレーションが迅速に行えます。

3 活用方法
 県の普及指導員が「こらぼ」を活用して、個々の農業者の経営改善に向けた支援を行います。
○利益拡大への利用
 規模拡大や品質向上の取り組みによる利益拡大のシミュレーション
○コスト削減への利用
 新技術導入による労働時間や経費等のコスト削減シミュレーション
○経営の多角化への利用
 経営の複合化による労働力分散、利益拡大、コスト削減のシミュレーション

4 利用推進会議の開催
 農業改良普及センター職員を対象とした利用推進の会議を次のとおり開催します。
○日 時:平成21年6月17日(水)13:30〜15:00
○場 所:当センター農業大学校3F情報処理室
○内 容:当ソフトの利用推進方策の検討、操作方法の実習
※当日は、取材可能です。

5 その他
(1) 「こらぼ」は県内の農業関係者(JA職員、県普及指導員等)、農業者に限り無料で使用できます。
(2) 「こらぼ」は、当センター専門技術員 林田雅夫が中心となって開発し、現在、兵庫県が特許出願中です。
(3) 「こらぼ」の名称は、コラボレーションから引用したもので、各作物毎の経営試算ソフトを組み合わせることにより、各地域や
  農家毎の最適な作付体系の作成等が可能になるということで、命名しました。
 
農業経営支援ツール「こらぼ」の概要(PDF:34KB) 
                                                                                                                                                                     

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