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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

洋花として利用できるひょうごのオリジナルギクを品種登録出願



月/日
(曜日)
事務所等名 電 話 発表者(担当者) 配布先
3月29日
(火)

県立農林水産技術総合センター
(農業技術センター 農産園芸部)
 
0790-
@47-2424
A47-2400
所長 和田 眞由美
@研究主幹(果樹花き担当)
 福嶋 昭
A主幹(広報情報担当)
 井上 智
県政記者クラブ
北播磨県民局


 当センターと兵庫県花卉協会は、「仏花としてのキクのイメージを払拭する、大輪で華やかな洋花風のキク」を開発目標として共同研究を進めてきたオリジナルギク3品種を、本日、農林水産省に品種登録出願しました。
   ※:会長 鷲尾 弘志、住所:神戸市中央区下山手通7丁目28-33(県立産業会館内)、電話:078-361-1605、
     会員:県内の花き生産者及び生産者団体で、  会員数15団体(生産者数約900人)。


1 出願等概要
 ○出願品種名:「兵庫花9号」「兵庫花10号」「兵庫花11号」(販売名称は別途検討する。)
 ○出願品種の特徴:花径16a以上の大輪で、踊る花びら、艶やかな色彩、水あげ・花もちが良く、洋花として様々な用途に利用できます。(詳細は、参考を参照)
 ○出 願 日:平成23年3月29日(火)
 ○出 願 者:兵庫県及び兵庫県花卉協会の共同出願
 ○品種登録見込み:平成25年頃の見込み(通常、出願後2年程度必要)

2 経緯
 キクは県内の栽培面積が約80fあり花きの主要品目で、全国的にも切り花として最も多く栽培されています。近年、国内競争に加え、海外(特に東南アジア)からの輸入が急増し、価格が低下して農家経営を圧迫しています。また、キクの用途は仏花が大半で需要時期が集中し、生産拡大のネックとなっています。
 平成16年9月に「新品種育成・導入研究会」を結成し、オリジナル品種の育成を最重点課題として位置づけた県花卉協会は、平成17年度から当センターと共同で「洋花として利用できるキク品種」の作出を目標に、育種を開始しました。
 出願品種の決定に当たっては、関西最大の「なにわ花いちば」で展示とアンケート調査をし、市場関係者からは「大いに興味がある」「各種パーティーや贈答用として利用できる」との評価を受けました。

3 育成等の経過
年度 育成内容 担当
H17 ・県花卉協会キク部会員から交配親の収集(58品種)
・交配(目的に沿う20品種の花粉を使用)
県花卉協会、(普及センター)
当センター
H18 ・種まき、育苗(約2万本を栽培)、キク部会員への配付
・キク部会員ほ場(神戸、三木、淡路)で栽培
・選抜(一次選抜、53系統)
当センター
県花卉協会
キク育種検討委員会
H19 ・安定性確認、開花期・草姿等調査(二次選抜、7系統) 当センター
H20 ・品種登録のための特性調査(3系統)
・県花き品評会等での展示、アンケート調査
当センター
当センター、県農産園芸課等
H21 ・増殖
・キク部会員現地試作
・県花き品評会等での展示、アンケート調査
当センター
県花卉協会
当センター、県農産園芸課等
H22 ・増殖
・キク部会員現地試作
・「なにわ花いちば」での展示、アンケート調査
・品種登録出願
当センター
県花卉協会
当センター、県農産園芸課等
当センター、県花卉協会

4 今後の予定
○兵庫県花卉協会キク部会員(約120名)の中から、栽培希望者を募り、「ひょうごオリジナルギク栽培チーム(仮称)」を結成します。ここで、栽培技術・出荷規格の統一、商品名の決定、販売戦略などを話し合い、ブランドとして構築します。
○市場への出荷は、平成23年10月頃の予定です。

(参考)
品種の特徴
 
兵庫花9号
 

◆神馬(母)×王家の印(父)

◆濃赤に浅緑黄ぼかし褐色

◆平均花弁数が36枚の一重デイジー咲き

◆花径が約17pのかなりの大輪

◆踊るような舟底状花弁が特徴

◆自然開花期10月上旬、秋ギクに分類

兵庫花10号


◆先勝雪(母)×王家の印(父)

◆淡緑黄の単色

◆平均花弁数が37枚の半八重デイジー咲き

◆花径が約16pのかなりの大輪

◆踊るような舌状花弁が特徴

◆自然開花期10月下旬、秋ギクに分類

兵庫花11号


◆花神(母)×山の白十字(父)

◆濃紅に浅緑黄ぼかしの褐色

◆平均花弁数が36枚の半八重デイジー咲き

◆花径が約16pのかなりの大輪

◆自然開花期10月下旬、秋ギクに分類



Hyogo New Chrysanthemum Brand(PDF:2.28MB )

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