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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

山田錦最適作期決定システムの開発


月/日
(曜日)
事務所等名 電 話 発表者(担当者) 配布先
5月28 日
(火)

県立農林水産技術総合センター

@0790-
47-2410

所長 渡邊 大直
@研究主幹(主作担当)
松本  功
県庁記者クラブ
北播磨県民局
記者クラブ

 兵庫県を代表する酒米「山田錦」は、近年、温暖化の影響により品質の低下が問題視されています。そこで、良質な酒米づくりが期待できる移植日をほ場単位で予測する「山田錦最適作期決定システム」を開発しましたので紹介します。


1 システム開発者
兵庫県立農林水産技術総合センター 農業技術センター農産園芸部、酒米試験地、北部農業技術センター農業・加工流通部
(共同研究機関):宮崎大学、近畿中国四国農業研究センター、みのり農業協同組合

2 開発システムの内容
次の条件を考慮しながら、ほ場毎に移植日を決定(表示)するシステムです(図1、2)。
@   高品質のための最適な条件である出穂後1120日の平均気温が23℃以下となるように予測します
A   谷筋などの地形要因を含めて、50m区画(メッシュ)の詳細な日平均気温データ(19962010年の平 均気温)を活用して予測します。

「山田錦最適作期決定システム」の利用者と活用場面   
@ 利用者:主にJA営農指導員、県普及指導員
A 活用場面:生産者との営農相談時及び関係機関間の栽培に関する検討の場など

システム利用による成果
本システムにより予測した日以降に移植すると、良質米生産が期待されます。具体的には、精玄米歩合が85%を超え、検査等級が特等以上になる傾向が高くなり(図3)、高温による乳白米や背白米等の白未熟粒の発生も皆無となります。また、米の消化性(米の中のデンプンが糖化しやすい性質)が高くなり、酒造適性が最適になると期待されます(図4)。

取材対応
システムの紹介ができます。

 
 <別 紙>

  
図1 山田錦最適作期決定システムの操作の流れ





  図2 山田錦最適作期決定システムの出力結果及び入力ダイアログボックスの例示





     図3 検査等級と登熟期の気温との関係




     図4 蒸米の消化性と登熟期の気温との関係



           
        図5 利用マニュアル・研究成果集 




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