表 主枝が高いと凍害が回避される(2012)

処理区

発芽日

展葉日

発芽率(%)

高主枝

4月26日

5月7日

100

中主枝

4月26日

5月7日

100

低主枝

5月3日

5月17日

80

注)発芽率:5月28日時点

     図1 主枝高1.8mの樹形               図2 主枝を高くすると早くから収量が増加する
 本県イチジクの主要品種である「桝井ドーフィン」は、凍害に弱いことが知られています。このため凍害対策として高主枝の樹形を開発したところ、発芽率の低下や発芽の遅れなどが回避されるとともに、収穫時期が早くなることを明らかにしました。

1 開発技術の内容
 (1)イチジクの仕立て方は、ほとんどが「一文字整枝」と呼ばれるもので、主枝(高さ40~60cm)を水平に伸ばした樹形です。この主枝を高さ1.8~1.2mにすると(図1)、発芽率の低下や発芽の遅れが回避され、凍害の抑制効果があります(表)。
 (2) 主枝を高くすると、収穫時期が早まり、収量も増加します(図2)。
 (3) 主枝が高くなると、着色がやや優れます。果実の大きさには差がありません。
 (4) これからの植え付け時期に、この新技術の導入が可能です。

2 今後の予定
 従来の一文字整枝より主枝を高くした場合の作業能率について検討する方針です。
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兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

イチジクの
主枝を高くして凍害回避と果実の収穫時期を早める技術を開発

月/日
(曜日)
事務所等名 電 話 発表者(担当者) 配布先
11月26日
(火)
県立農林水産技術総合センター

0790-
47-2424

所長 渡邊 大直
研究主幹(果樹花卉担当)
吉田 晋弥
県庁記者クラブ
北播磨県民局
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