兵庫県立農林水産技術総合センター
お知らせ -記者発表-

紫黒米新品種「兵系紫86号」の育成について

月/日
(曜日)
事務所等名 電 話 発表者(担当者) 配布先
11月28日
(月)
兵庫県立農林水産技術総合センター  


0790-47-2408

所長  山内 博司
 (研究主幹 池上 勝))

北播磨県民局
県政記者クラブ

 兵庫県立農林水産技術総合センターは紫黒米(しこくまい)新品種として「兵系紫86号」を育成しました。現在、品種登録出願中です。品種特性など詳細は別紙資料のとおりです。

1 紫黒米とは

 紫黒米品種は玄米表面の果皮にアントシアニン色素が集積し、濃い黒紫色に見える米のことで、一般には「黒米」とも呼ばれています。


2 紫黒米育成の背景と利用

 紫黒米は酒造メーカーからアントシアニン色素を利用して赤いお酒を造るため、日本国内で生産できる紫黒米品種がほしいとの要望に応えて育成したものです。紫黒米のもつアントシアニン色素を利用した赤いお酒に利用するだけでなく、最近はアントシアニン色素の機能性も注目され、健康酢など多くの加工食品(そうめん、パン、菓子類など)の原料に利用されています。
 現在は、本県育成の「ゆかりの舞」がたつの市を中心に県下で約5ha栽培されています。


3 本品種の特徴

 「兵系紫86号」は現在栽培されている「ゆかりの舞」より@いもち病抵抗性が強い、Aアントシアニン色素量は1.5〜2.0倍とかなり多い、さらにB葉や籾の一部に紫色の着色があるため、一般の水稲種との識別性が高いなどの優れた特性を持っています。


4 今後の活用予定

 「ゆかりの舞」の栽培に替えて普及を推進していく予定です。

              
                紫黒米新品種「兵系紫86号」の育成チラシ




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