兵庫県立農林水産技術総合センター

センター雑感

当センターの各部署が順に担当して、季節の風景や出来事など様々な話題を紹介します。
 今月は 農業技術センター 農産園芸部 研究主幹 青山 喜典が担当します。
     
「兵庫県の野菜」
 兵庫県は都市近郊の地の利を生かして野菜栽培が盛んですが、この20年程は野菜生産が減少しており、農政環境部をあげて野菜の生産拡大に取り組んでいます。このコラムでは兵庫県の野菜を紹介します。

 いちご、トマト、コマツナなどの葉物野菜(軟弱野菜)は、阪神、播磨地域を中心に栽培されています。
 いちごはハウス栽培での直売や観光農園が中心で、昨年6月、2品種の品種登録出願を行い、今年2月に愛称も決定しました。『あまクイーン』は甘くて美味しい、『紅クイーン』は甘さ、食感等のバランスとボリューム感が特徴です。今後、皆様に、とても美味しい兵庫県オリジナルいちごを食べて頂けるよう、生産拡大に努めています。

兵庫I-3号 愛称あまクイーン


兵庫I-4愛称紅クイーン

 トマトは、県内各地で鮮度等の品質の高いトマトが生産され、直売や契約取引等で流通していますが、生産量は減少しています。今、加西市に次世代施設園芸モデル団地として、4ha規模の環境制御温室が建設中で、全国的に注目されています。

大規模園芸団地


地域団体商標

 タマネギは全国3位の生産量で、淡路のタマネギは甘くてやわらかく、全国ブランドとして、地域団体商標『淡路島たまねぎ』を取得しています。
 レタスは、全国4位の生産量で、厳寒季の1月穫栽培、秋から春にかけての2作穫栽培が盛んです。キャベツは需要はほぼ横ばいですが、県内の生産量が減少し続けてており、今最も増産に取り組んでいる野菜です。

 そのほかにも、岩津ネギ、黒大豆の枝豆、ピーマン、なす、ヤマノイモ等、いろいろな特産野菜が栽培されています。是非、兵庫県産の野菜をご賞味下さい。

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