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兵庫県立農林水産技術総合センター

私の試験研究

当センターの各部署が順に担当して特徴的な、試験研究等の実施状況を紹介します。
  今月は、淡路農業技術センター 農業部 主任研究員 東浦 優 が担当します。

 私は、淡路農業技術センター農業部でカーネーションを中心に花の品種選定や品質向上に取り組んでいます。

 近年、燃油の価格が毎年乱高下し、冬季に燃油を燃焼することで温室の暖房を行ってきたカーネーション生産において、経営の不安定要因となっています。そこで、空気熱源式(電気式)ヒートポンプ空調機を使った冬期暖房がカーネーションの収量、品質に及ぼす影響について、適応可能な品種の選定とあわせて調査しています。その結果、収量、品質は同等、ランニングコストは3分の1程度であることがわかり、重油温湯ボイラーからの転換が可能であることが明らかになりました。
ヒートポンプ式空調機

重油温湯ボイラー

図 ヒートポンプ夜間暖房による気温推移


図 ヒートポンプによる暖房が切り花品質に及ぼす影響

 霜取り(デフロスト)運転(上図矢印)により夜間に短時間の温度低下(13℃→8℃)が起こりますが、切り花品質には影響ありませんでした。


図 ヒートポンプによる暖房が切り花収量に及ぼす影響

 切り花収量も同等でした。


 今後、重油ボイラーの更新時には、暖房機器としてヒートポンプが選択枝の一つになるでしょう。


【ご相談・お問い合わせ】
兵庫県立農林水産技術総合センター 淡路農業技術センター 
TEL:0799-42-4880 FAX:0799-42-2990


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