開発した実用技術>水産>瀬戸内水産環境
開発技術名 「赤潮発生予察技術の開発」
技術開発の経緯
 近年、瀬戸内海東部の水温や栄養塩濃度等の漁場環境条件が大きく変化し、夏季赤潮(シャットネラ)の発生パターンにも変化が生じてきていた。過去に作成された赤潮発生予察手法が、近年の赤潮発生には適合しなくなっていた。また、冬季の珪藻赤潮(ユーカンピア)についても、瀬戸内海東部の広域的な赤潮発生メカニズムは明らかになっておらず、予察技術の開発が求められていた。
開発技術の内容
ア 夏季シャットネラ赤潮発生予察技術
7月以降に発生の恐れのあるシャットネラ赤潮について、多変量解析を通じて発生判別する統計学的モデルを開発した。
イ 冬季ユーカンピア赤潮発生予察技術
1~2月(ノリ漁期初期~中期)と3月(漁期後期)に大量発生する恐れのあるユーカンピア赤潮について、多変量解析を通じて発生判別する統計学的モデルを開発した。
期待する効果
 養殖(魚介類、ノリ)の生産管理を通じて、赤潮による漁業被害を未然に防止する効果、および被害発生時に軽減する効果
連絡先 水産技術センター水産環境部 078-941-8601   (作成者:宮原 一隆)