開発した実用技術>環境病害虫>土壌病害防除
開発技術名 「新規pH降下型肥料と既存技術の体系化によるレタスビッグベイン病対策」
技術開発の経緯
 H26-28に実施した「新規pH降下型肥料を核としたレタスビッグベイン病の防除対策」においてビッグベイン病抑制のために、媒介菌は土壌pHが6.0以下になると活動が抑制されるという性質を利用する新規pH降下型肥料の開発を行い、商品化した。本資材の現場普及を図るためには利用技術の体系化を図る必要がある。
開発技術の内容
 商品化したpH降下型肥料を局所施肥機により、200kg/10a施用することで、pH7.3程度の圃場で5.8程度に低下させることにより発病が軽減される。なお、本肥料は連続2作どり栽培専用であり、コストは従来の連続2作どり肥料とほぼ同じである。前年度の厳寒期どり栽培における収穫時発病度が中程度までの圃場で①pH降下型肥料の使用、②耐病性品種の導入、③定植時殺菌剤灌注の体系化により、発病度を無処理区の1割以下に軽減することができる。また、本肥料は本病未発病の圃場においても利用可能である。
期待する効果
 本病の被害軽減により、発病度が中程度の圃場で10%程度の増収が期待できる。
連絡先 農業技術センター病害虫部 0790-47-1222             (作成者:松浦 克成)