開発した実用技術>野菜>茎菜
開発技術名 「タマネギの大型コンテナを使った収穫、搬出体系」
技術開発の経緯
 淡路島のタマネギ栽培においては、20kgポリコンテナを用いた個別完結型のポリコンテナ収穫体系が確立している。しかし、栽培者の高齢化とともにコンテナの持ち上げ、移動に困難が生じているため、機械による省力化が課題となっている。そこで、大型コンテナを導入した収穫、搬出の機械化体系を確立した。
開発技術の内容
ア 大型コンテナには歩行型ピッカーと乗用型ピッカーが対応している。
イ それぞれのピッカーでの①作業人数、②10a当たりの作業時間、③シーズン当たりの処理可能面積、④ポリコンテナ収穫体系と比べ、経費が安価になる栽培面積は、歩行型では①運転者2名と補助者1名の計3人、②3時間4分、③約3ha、④約40a以上であり、乗用型では、①運転手1名と補助者2名(ピッカー上1名、ピッカー外1名)の計3人、②1時間7分、③約9ha、④約2ha以上である。
ウ 大型コンテナ対応の歩行型ピッカーに利用できるように、従来の500kg積載の追従型運搬車を1t仕様に改良し、うねを越える走行性も安定させた。メーカーからも販売されている。
エ 歩行型ピッカー体系で1ha栽培した場合の所得は、ポリコンテナ収穫体系の231万円に対し、269万円となり、38万円増加する。
期待する効果
 大型コンテナ体系の導入により、ポリコンテナ収穫体系に比べ収穫から出荷までの10a当たり労働時間は47%減少する。
連絡先 淡路農業技術センター農業部  0799-42-4880    (作成者:竹川 昌宏)