開発した実用技術>野菜>茎菜
開発技術名 「簡易型差圧通風法による大型コンテナ収納タマネギの乾燥」
技術開発の経緯
 500㎏入り大型コンテナの導入に伴い、共同出荷施設の大型乾燥施設では吸引法や強制通風法で大量のコンテナ内に空気を流して乾燥が行われているが、本施設だけでは処理しきれず、個別に乾燥できる簡易な方法の確立が望まれた。そこで、簡易型差圧通風法によるタマネギの乾燥技術を開発した。
開発技術の内容
 簡易型差圧通風法:ファンで空気を吸引することにより、大型コンテナ内に均一に風を通して、タマネギを乾燥する。
ア 葉鞘部を10cm残して切断した収穫後のタマネギを大型コンテナに詰める。
イ ファンを挟んで2列に倉庫などに積み込み、前部、後部、上部を農業用ポリエチレンなどのフィルムで覆い、側面からのみ風が入るようにして、ファンを回転させる。
ウ ファンは「空っ風君」などの乾燥専用ファンの他に牛舎用ファンなどを利用することができる。
エ コンテナ内に0.3m/s以上の風が流れるようにコンテナ数を調節する。
オ タマネギの葉鞘部が乾燥(水分含有率55%以下)したとき乾燥を終了する。
カ 常温、10日以内でタマネギの乾燥を終了することができる。
キ 大型コンテナ120基(タマネギ1ha分に相当)を乾燥させる場合、ファンなどの固定費を含めた経費は1基当たり約1,200円である(乾燥委託では3,500円/基)。
期待する効果
 乾燥も含めて大型コンテナの導入が促進され、収穫・運搬を含めた軽労化が期待される。
連絡先 淡路農業技術センター農業部  0799-42-4880    (作成者:竹川 昌宏)