センターからひとこと

(当センターの所長、次長、各技術センター所長等が順に執筆します。)
今月は 総合センター所長 小池 孝司 が執筆しました。

ようこそ、兵庫県立農林水産技術総合センターのホームページへ

私は、このたび当センターの所長に就任しました小池です。

当センターは、兵庫県の農林水産業を支える試験研究機関として、多様化する生産者や消費者のニーズを的確に捉え、地域農林水産業の振興や農産物の安全安心に貢献してきました。私はこの伝統を引き継ぐとともに、ひょうごの農林水産業の更なる発展を期して努力していく所存です。

中でも特に留意したいことは、

  1. 本県農林水産業の特徴・特色を踏まえた試験研究課題の設定
  2. 研究成果の普及に対する支援制度の構築と伝達方法の迅速化
  3. 生産者や消費者をはじめ多くの県民の方々に親しまれ、愛される開かれた試験研究機関等の確立

の3点です。

これまで、当センターでは、試験研究課題の設定に当たって、広く要望・提案を取りまとめ総合的に検討を加えるとともにその成果を評価する仕組みを構築したり、研究成果の普及に当たっては、「研究報告」、「ひょうごの農林水産技術」などの刊行物の発行や「公開デー」の開催など広報活動と情報発信を積極的に行ったりしてきました。

今後は、これらに加えて、県下の生産組織の方々との意見交換会や現地懇談会の開催などによる現状把握の強化と、試験研究成果をより一層活用していただくための支援制度の構築などに取り組むとともに、県民の皆様に当センターのことをよく知っていただくための活動などについて一層努力してまいりたいと思っています。

当ホームページも、その一環として、皆様のお役に立つ新鮮な情報を提供してまいりますのでご期待下さい。試験研究課題へのご要望・ご提案やご相談・ご意見などのコーナーも設けていますので、どしどしお寄せ下さい。