さ か な 屋 さ ん のつぶやき
前回は、兵庫県の日本海側(但馬地方)で行われている“漁法”と“海の幸”について紹介しました。
これらの海の幸は、活魚や鮮魚として流通し、刺身、煮物、焼き物として提供されるほか、干製品、茹で製品、調味加工品など、いろいろな水産加工品の原料にもなっています。
今回は、但馬地方でつくられている“水産加工品”とその“原 料”について紹介します。
水産加工品には・・・
干製品、茹で製品、焼き製品、発酵食品、調味加工品、練り製品、調理(剥き身)製品などがあります。
どんな“加工品”が?
- “つくる方法”や“原料”によって、できる“加工品”も違います。
- つくる方法別におもな“加工品”を並べてみました。黒文字は製品の名前、(青文字は原料の名前)です。
1 乾燥機や天日で乾燥してつくる“干製品”には・・・
2 塩水で茹でてつくる“茹で製品”には・・・
3 直火で焼いてつくる“焼き魚”には・・・
4 微生物の力で発酵させてつくる“発酵食品”には・・・
5 醤油や砂糖などで味を付けてつくる“調味加工品”には・・・
6 塩で弾力を出させてつくる“練り製品”には・・・
7 調理した後、冷凍や冷蔵して保存する“剥き身加工品”には・・・
ここに紹介したもの以外にも、まだまだたくさんの加工品があります。なかには、製品を見ただけではどんな原料からつくられているのかわからないものもあります。前回紹介した“海の幸”の写真で、加工品になる前の姿を確認してみてはどうでしょう?