例年、9月からは共進会のシーズンです。
乳牛の共進会は、乳牛の効率的な改良を進め酪農を振興するために開催されており、酪農家が自慢の牛をさらに手入れし磨きをかけて出品し、乳牛らしさを競います。
乳牛は、1年間にどれくらい生乳を生産するか、乳成分はどうかなどの泌乳能力が重要ですが、同時に、より長い期間生乳を生産できることも重要で、そのような牛を選ぶ目安として体型を審査します。乳牛の共進会はこのようなより良い体型のチャンピオン牛を決めるコンテストです。
11月1日には六甲山牧場で、県下各地の乳牛共進会で選定された優秀牛が一堂に会して兵庫県ホルスタイン共進会が開催されます。来年10月には北海道で5年に1度の全日本ホルスタイン共進会が予定されており、各地でよりよい乳牛作りが始まっています。
当センターは、酪農の盛んな淡路島にあり、乳牛改良を主要な業務としており、共進会への出品を予定しています。出品牛は発育の良い体型の優れた牛を選定し、上位入賞を目指し運動や手入れを行って準備を進めています。