1年生叶内さんのお産立会日記(平成21年7月13日(月)) |
農業大学校に入ってから、初めて牛のお産の最初から最後までに立ち会うことができました。 「今、破水したよ。」といわれてから1時間位たつと足が2本出てきました。その次に鼻が見えたのでとても嬉しかった。だけど、舌がダランと垂れ下がっていたので、「もしかしたら死んでいるの・・・」とちょっぴり心配になりました。そのうちに足がピクリと動いたため「生きてるじゃん!」と分かりこのまま順調に出てくるように祈りました。 子牛の全身が出た時には歓声が上がり、あまりにもツルッと出てきたので逆にびっくりしたくらいです。 先生から体重測定と性別を確認するようにいわれたので、ペロペロと舐めていた母親から子牛をとりあげ、秤に載せると25.4㌔もありました。性別は最初”男の子”と言いましたが先生が見ると”女の子”とわかりちょっぴり失敗してしまいました。「今度はあわてず落ち着いて間違わないぞ。」 そしてへその緒を消毒し、初乳製剤を飲ませました。お母さん牛より先にオッパイをあげてしまいました。 子牛はすぐに立ち上がるよといわれていたけれど、なかなか立たずにいたため少し心配し始めましたが、そのうちふっと立ち上がりました。あまりにも一瞬の出来事だったので、その姿がとても可愛く思わず笑顔になりました。この子は私が「めぐみ」と命名しました。これからも順調にすくすく育ってほしいな。
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