作物専攻について(平成24年10月) |
今年度の作物専攻は、1年生が4名、2年生が6名(内 女子1名)であわせて10名です。1年生は4名と少数ですが全員農家の子弟であり、実家での農作業を通じて農業全般に明るく、これまで以上に積極的に実習に取り組んでいます。
作物専攻では、先輩の卒論や実家を手伝いながら自分であれこれ考え工夫したり、授業で学んだ理論を実践し検証できるような卒論テーマを、各自で決めています。今年のテーマは以下のとおりです。
1.「栽植密度の違いが水稲の収量・品質・刈り取り効率に及ぼす影響を調査」
2.「苗箱施肥による水稲栽培の検討」
3.「水稲作における米糠除草の効果調査」
4.「黒大豆における葉面散布剤の効果の検討」
5.「黒大豆枝豆における減農薬栽培方法の検討」
6.「カンショにおける品種比較試験と肥料の違いが生育に与える影響」
また、新しく兵庫県の奨励品種となった「きぬむすめ」の試作栽培に取り組んでいます。稲・大豆の他、農技センターから借りたほ場や作物棟前の練習コースで開墾した畑で、キュウリ、ピーマン、大根等いろいろな作物の栽培技術の習得に挑戦しています。
その他、農業機械の操作実習にも力を入れており、さらに大型特殊自動車の農耕限定解除、けん引等の免許取得や溶接やフォークリフト等の技能講習にも積極的に取り組んでいます。
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