野菜専攻について(平成24年10月) |
今年度の野菜専攻生は、一年生8名、二年生10名の計18名が露地、施設野菜の勉強と実践教育に取り組んでいます。
主な栽培作物は、露地では、キャベツ、やブロッコリー、はくさいの早生、晩生の様々な品種に取り組み、施設では、トマト、いちご、きゅうり、軟弱野菜を栽培しています。なかでも、トマトは半促成と抑制の二作体型が7年目を迎え、農大内の直売所「夢花菜」では「甘くておいしいトマト」と好評を得ています。
今年は、農家レベルでの育苗や定植、収穫作業を体験するキャベツ栽培(7.5アール)に取り組んでいます。これは、加工業務用出荷を想定し、畝立て整形機や半自動移植機を活用した機械化体系も体験することで、より生産現場に近い実践教育を目指しています。
卒業課題では、トマトの受粉方法の違いによる品質比較やスィートコーンの長期連続出荷、レタスの栽植密度のよる品質比較、軟弱野菜では環境をテーマに取り入れるなどさまざまな課題の調査研究に取り組んでいます。
1年生も夏からは、いちごやトマト、軟弱野菜等の高品質化や害虫防除等を研究課題として取りかかっています。
それぞれの生産物は、直売所を始めとして県農林漁業祭や農大収穫祭において販売していきます。写真は1年生の野菜専攻(同窓会原稿から転載)
|
|