果樹専攻だより |
平成25年度の果樹専攻生は、1年生8名、2年生8名で計16名です。1年生は果樹栽培の基本を習得するためにクリ、ブドウ、ナシ、モモ、イチジクなど多くの樹種の栽培管理に取り組んでいます。ナシでは1人に1樹ずつ摘果に取り組み、摘果が遅い生徒は、自主的に実習時間外でも果樹園に来て摘果しています。収穫時期になると、穫れる果実の大きさや品質に大きく差がでて、摘果の重要性を感じています。技術センター内の果樹園で栽培管理や試験研究の調査を手伝いながら、果樹栽培の基本技術等の習得に励んでいます。また、新たな栽培技術や多くの樹種や新しい品種にふれることで、先進的な知識も身につけています。
2年生になると果樹栽培の実習をしながら、1人ずつ卒論の課題をもち、ブドウの枝管理や袋の違いの比較、イチジクの凍害対策など様々なテーマに取り組んでいます。卒論の計画から調査、データのとりまとめ、論文の作成、プレゼンテーションとこれまでしたことのないことを、技術センターの職員の指導を受けながら取り組んでいます。卒論発表会ではどんなプレゼンテーションをするのか楽しみです。
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