研修課では、就農や経営発展のために技術・知識の習得を目指す農業者の方を対象に、農業の技術や経営に関する研修を実施しています。
新規就農者等育成研修では、本県で本格的に就農を希望している方を対象に農業大学校の施設等を利用して1年間を通して栽培から販売までの実践研修を行っています。今年の8月末で1年間の研修を修了した今川優子さん(加東市)はカーボロネロ(黒キャベツ)やチコリなどの西洋野菜、砂川薫さん(高砂市)は中玉トマトとイチゴ、内藤翼さん(市川町)はイチゴ、ニンジンなど、森本浩司さん(加東市)はイチゴとトマトの栽培や販売の実践研修に取り組みました。今後も最寄りの諸先輩方の助言指導をよろしくお願いします。
本年度は、岸本悟さん(加東市)、高橋順一さん(加西市)、日原將さん(丹波市)、福岡英昭さん(福崎町)の4名が9月から1年間の実践研修を開始しています。
また、農業の技術や経営に関する基礎的な研修である就農チャレンジ研修では、「就農準備研修(春期)、(冬期)」「有機農業研修」「施肥の基礎知識」「6次産業化研修」「農作業基礎研修」「農業経営基礎研修」や「農業経営の法人化研修」に加え、近年に新規就農した若手の農業経営者や地域農業の先導的な役割を果たしているベテラン経営者を直接訪問する研修、さらには農林水産術総合センターで研究・実証している新しい技術についての研修を実施しています。これからも、就農を目指している皆さんの実践力を高める研修に力を入れていきます。
(写真:今年の9月に新規就農者等育成研修の研修生になった4人です。)
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