教育の目標 |
国際化する農業に対応するとともに、地域社会の多様化等変化の激しい農業情勢に対応する幅広い知識、高度な農業技術及び経営管理能力を修得させ、地域社会の有為な形成者となる地域農業の担い手と地域農業の指導者を養成する。 |
教育の方針 |
1 |
農業技術の高度化、経営の専門化等に対応して現代的な農業経営を行うのに必要な知識、技術、経営管理能力及び組織活動能力を養成する。 |
2 |
流動的な社会経済情勢に対応できる豊かな経営感覚と応用能力を養成する。 |
3 |
地域農業社会において指導的役割を果たすために必要な診断能力、企画能力組織化能力を養成する。 |
4 |
農業に従事することに自信と誇りを持たせ、合理的な農業経営と健全な農家生活を営む力を養成する。 |
5 |
学習、寮生活、課外活動等を通じ、自立と連帯の精神をかん養し、広い視野と豊かな人間性を培う。 |
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教育の方法 |
農業学習 |
教科書で学ぶ系統学習と実験学習によって体験学習とを一体化した実践学習を学生が自主的に行うよう指導し、知識、技術を総合的に習得させる。 |
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ア 農産園芸 |
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(ア) |
作物の栽培管理及び経営について、学生各人に課題を持たせ、意欲的に学習させる。 |
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(イ) |
高性能農業機械の操作技能、整備技術を習得させる。 |
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イ 畜 産 |
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(ア) |
家畜の飼養管理及び経営について、学生各人に課題を持たせ、意欲的に学習させる。 |
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(イ) |
飼料作物の栽培及び給与技術を習得させる。 |
学生指導 |
第1学年は在学中に何を学ぶか、第2学年は将来どのような方向を目指すのか、それぞれの目標達成に努力するよう指導する。 |
寮 生 活 |
自主的な自治会活動等により、社会人として必要な自主独立の精神をかん養する。 |
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履修科目 |
区 分 |
科 目 |
教養科目 |
初年次教育、経済、心理、英語ⅠⅡ、情報処理演習、文章表現、論文読解、体育 |
専
門
科
目 |
共通 科目 |
農業基礎ⅠⅡ、食物栄養ⅠⅡ、生物ⅠⅡ、作物概論、園芸概論、畜産概論、農業経営、農業と食料のしくみ、農村社会、農業簿記演習、協同金融共済、土壌肥料Ⅰ、農業機械Ⅰ、環境創造型農業、統計処理、農政時事、農業政策、農業と環境、現代実践農業、卒業論文
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専
攻
科
目 |
農産
園芸 |
栽培各論(作物・野菜・果樹・花き)ⅠⅡⅢ、育種ⅠⅡ、植物生理、病害虫ⅠⅡ、土壌肥料Ⅱ、農業機械ⅡⅢ、農業施設、農業土木、景観園芸、食品加工、応用生物、流通各論(作物、野菜、花き・果樹) |
畜産 |
家畜栄養飼料、家畜飼養管理ⅠⅡⅢ、家畜育種ⅠⅡ、家畜解剖生理、家畜繁殖、飼料作物、家畜生理衛生、畜産流通、畜産機械施設、肉用牛ⅠⅡ、乳用牛ⅠⅡ、畜産経営、畜産環境保全 |
実 習 |
実習Ⅰ(専攻実習)、実習Ⅱ(資格取得、農家等派遣実習、海外等農業研修 等) |
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資格及び特典等 |
1 |
卒業生は短大2卒の資格を有する者に準じて取り扱われる。 |
2 |
卒業後1年以内に就農(独立就農または雇用就農)することが確実と見込まれる等、一定の要件を満たす学生は、青年就農給付金制度の就農準備型の申請ができる。 |
3 |
日本学生支援機構の奨学金を受けることができる。 |
4 |
卒業生に「専門士」の称号が与えられる。 |
5 |
卒業生は4年制大学の3年次編入試験を受験することができる。 |
6 |
卒業後、海外において農業研修を行う道が開かれている。 |
7 |
在学中に、次の資格・免許等の取得を積極的に支援する。 |
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ア 大型特殊自動車運転免許
イ 毒物劇物取扱責任者
ウ 危険物取扱者
エ 農業機械士、指導農業機械士
オ 家畜人工授精師
カ フォークリフト技能、小型車両系建設機械、アーク溶接技能、ガス溶接技能など |
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