開発技術名

「生物多様性評価方法の開発」

 

技術開発の経緯

 但馬地域では、「コウノトリ育む農法」を推進しているが、慣行農法から同農法に替えることよって水田の生物多様性がどのように変化するのか、明らかではなかった。そこで、現地ほ場(慣行、減農薬、無農薬)に生息している各種の「生きもの」を調査し、同農法を特徴づけている「生きもの」を選定した。

 

開発技術の内容

①「コウノトリ育む農法」を行うことによって特異的に増加する指標「生きもの」は、イトミミズ類、アシナガグモ類、コモリグモ類、イトトンボ類成虫、トノサマガエル、水生コウチュウ類であった。
②各「生きもの」を定められた方法で調査した結果にスコアを付け、累積スコアによる、ほ場の生物多様性評価法を確立した。「コウノトリ育む農法」では4段階、長期・早期湛水を実施しないほ場では、イトミミズを省いた3段階の評価法とした。

 

期待する効果

 生物多様性を客観的に評価することで、「コウノトリ育む農法」のPRを進め、環境創造型農業をさらに推進させることができる。

 

連絡先

農業技術センター農産園芸部 0790-47-2412