開発技術名

「ソデイカ中短期漁況予測技術の開発」

 

技術開発の経緯

 近年、日本海におけるソデイカの資源水準が高くなっているが、生態等に対する知見・情報等が乏しいため、移動回遊機構の解明等に取り組む必要がある。

 

開発技術の内容

 漁場形成に強く関わる環境要因を数値計算することにより、漁期開始後の好漁場の配置や豊度分布を予測し、直近~1ヶ月後の漁況予測情報を漁業者に提供する技術を開発した。

 

期待する効果

 現在、漁業者向けに、「長期漁況予報」と「中短期漁況予報」を公表している。  また、海況予測モデルを活用して、ソデイカ以外の魚種も対象にした「漁海況予報情報」も発信し、各漁業操業に活用されている。

 

連絡先

 但馬水産技術センター 0796-36-0395