開発技術名
「イチゴセル成型苗大量生産のための子株貯蔵及び活着促進技術」
技術開発の経緯
イチゴの育苗作業の分散化を図るため、ランナー子株の貯蔵及び貯蔵後のセル成型苗の活着促進技術の開発を図る。
開発技術の内容
1株ずつ切り離した2~3葉期のランナーを、ポリ袋に立て詰めし、-2~0℃の冷蔵庫にコンテナ保管すれば、1ヶ月間は葉やランナーの障害や開花の遅れも少なく小スペースで貯蔵出来ることが判った。
出庫後直ちにセルトレイに挿し苗し、活着促進用ハウスで細霧システムで管理すると2週間程度で根鉢が形成される。
期待する効果
採苗、仮植労力が分散され、経営規模拡大が可能ととともに病害虫リスクの低減にもつながる。
連絡先
農業技術センター農産園芸部 0790-47-2423