開発技術名

「酪農場で活用可能なポータブル飼料成分分析装置の開発」

 

技術開発の経緯

 乳成分分析装置のスペクトル解析による新たな牛群評価を基に飼養改善を行う上で、給与飼料成分の把握は不可欠であるが、これまではサンプルを採取し分析センターに依頼してから結果が得られるまで1~2週間を要し、分析費用もかかった。これを技術指導者等が酪農場で把握できれば飼養改善指導のスピードアップが図れ、さらに飼料成分データをサーバーやクラウドで管理することで過去の情報も参照したより的確な栄養診断や改善方針の提示が可能となる。そこでポータブル飼料成分分析装置の試作機を作成した。

 

開発技術の内容

 試作機は、ランプユニット、サンプルユニット、分光ユニット、ディテクターユニット、電源ユニットから構成される。900~1700nmの波長域の近赤外線光を数十秒で分光する能力を有し、粉塵が浮遊する過酷な環境下においても飼料成分として、水分、蛋白、繊維、油脂、デンプンを数分で測定できるようになる。

 

期待する効果

 飼養管理の改善、周産期疾病の予防により生乳生産を10%増産する。

 

連絡先

 淡路農業技術センター畜産部 0799-42-4880 (作成者:生田 健太郎)