開発技術名

「ノリ養殖対象種と近縁野生種のDNA判別技術の開発」

 

技術開発の経緯

 新たなノリ養殖品種の開発を進めるため、育種素材として養殖対象種の野生株や近縁野生種の収集が重要である。

 

開発技術の内容

 葉緑体DNAの遺伝子領域を用いて、3種類の制限酵素で処理することにより、自生地から採集した養殖対象種と近縁野生種を簡便に判別できる手法を開発した。

 

期待する効果

 育種素材収集の効率化が図られるとともに、今後の養殖ノリの交雑育種を進める上での育種素材として有効活用が可能となる。

 

連絡先

 水産技術センター水産増殖部 078-941-8601