開発技術名

「丹波大納言小豆「赤飯の素」、「ぜんざい」、「小豆ゼリー」の製造条件の決定」

 

技術開発の経緯

 丹波地域特産の丹波大納言小豆の消費拡大や産地PRを図るため、企業組合氷上つたの会、丹波農業改良普及センターより要望を受け、丹波大納言小豆「赤飯の素」、「ぜんざい」、「小豆ゼリー」のレトルト処理条件等の決定試験を実施した。

 

開発技術の内容

 「赤飯の素」製造時のレトルト処理条件は120℃・5分間/煮汁なし
 「赤飯の素」製造時のレトルト処理前の小豆の湯煮時間は20~30分間
 「ぜんざい」、「小豆ゼリー」のレトルト処理前の小豆の湯煮時間は34分間前後などの製造条件を決定し、それらを組み込んだ丹波大納言小豆「赤飯の素」、「ぜんざい」、「小豆ゼリー」の製造工程表を完成させた。

 

期待する効果

 企業組合氷上つたの会では、すでに丹波大納言小豆「赤飯の素」約2000袋(60g/袋)を製造しているが、本試験で決定した製造条件を製造工程表として提供することで、製造方法をマニュアル化、標準化し、製品の品質向上、安定化につなげる。

 

連絡先

 北部農業技術センター農産・加工流通部 079-674-1230