開発技術名

「アサクラサンショウの品質的特長の解明」

 

技術開発の経緯

 但馬地域では特産物アサクラサンショウを用いた産地づくりが図られている。朝来農業改良普及センターから、ブランド化支援のための特性解明や安定生産技術開発についての要望提案を受け、課題化を行った。朝倉さんしょブランド化推進協議会、朝倉さんしょ食の匠推進協議会と連携して、アサクラサンショウの品質特性の解明に取り組んできた。

 

開発技術の内容

ア アサクラサンショウ果実の破断特性について、硬さの指標である破断荷重(10.3N)は、他のサンショウ系統(ブドウサンショウ、ヤマザンショウ等)より小さくて軟らかく、佃煮加工適性に優れる。
イ サンショウ果実の香気成分は、一般的にリモネン、フェランドレン、ピネン、シトロネラール、酢酸ゲラニルから構成される。アサクラサンショウ果実の香気成分組成は、リモネンの割合(32.1mg/100g新鮮重)が高く、他のサンショウ系統(ブドウサンショウ、ヤマザンショウ等)と比べて柑橘系のフルーティーな香りを特長とする。

 

期待する効果

 朝倉さんしょブランド化推進協議会と連携し、アサクラサンショウの品質特性についてパンフレット、DVDの作成、生産者大会、シンポジウムでの講演を通じて、生産者、実需者、消費者に対してPR・情報発信を行う。これにより、ブランド力強化、需要の拡大、新商品開発につながる。

 

連絡先

 北部農業技術センター農業・加工流通部  079-674-1230   (作成者:廣田智子)