開発技術名

「ピーマン炭疽病の感染リスク予測システムの開発」

 

技術開発の経緯

 但馬地域において、平成21年に新しい強病原性のピーマン炭疽病が発生した。本病は既存の炭疽病菌と異なり病原力が強く、瞬く間に但馬全域にまん延した。そこで、効果のある農薬の選定及び農薬登録データの蓄積を行ってきた。しかし、収穫期間が長く、農薬の散布回数も限りがあるため、最適な防除時期を把握する技術が望まれていた。

 

開発技術の内容

ア 気温と湿潤時間のデータから炭疽病菌の感染リスクを予測するシステムを開発。感染リスクが高まると判定されると、リスク発生からほぼ1週間で発病が確認される。
イ アメダスデータからも同様に感染リスクを予測することが可能である。
ウ シミュレーションした結果、感染確率(R)を以下のとおりの記号で、カレンダー上に日ごとに表示し、インターネットを通じて、確認することができる。5≦Rで防除を開始する。
△: 5≦R<10%、□:10≦R<15%、○:15≦R<20%、●:20%≦R

 

期待する効果

 防除適期の把握が容易となり、防除効果の高い時期に農薬散布ができるため、防除回数の低減につながる。

 

連絡先

 農業技術センター病害虫部  0790-47-1222 (作成者:神頭 武嗣)