開発技術名

「「なしおとめ」の着果管理法」

 

技術開発の経緯

 県北部地域おいて優良な早生ナシ品種の導入は、収穫労力の分散、経営の安定化等を図る上で急務となっている。このため、当センターでは「なしおとめ」(品種名:但馬1号)を育成し、関係機関とともに普及を図っている。
 「なしおとめ」は、県北で多く栽培されている「二十世紀」に比べ、収穫時期が2週間程度早いものの、果実表面にアザが出やすいなどの特性がある。そこで、「なしおとめ」の高品質果実を安定的に生産できる着果及び袋かけ法を検討した。

 

開発技術の内容

ア 「なしおとめ」の大玉生産には、摘蕾(4月中旬)、摘花(4月下旬)を実施したうえで、「二十世紀」での通常の摘果時期(5月中旬)より早期に間引くのが重要である。
イ 「二十世紀」で行われる小袋かけを省略しても、満開30日後に黄色大袋のみをかけることで、アザの発生が少ない品質良好な果実が生産できる。

 

期待する効果

 これらの着果管理及び袋かけを行うことによって、「なしおとめ」の大玉かつ外観良好な高品質果実生産が可能となる。

 

連絡先

 北部農業技術センター農業・加工流通部 079-674-1230 (作成者:真野 隆司)