開発技術名
「果房先端切除による摘粒作業の省力化」
技術開発の経緯
平成18年度の柏原農業改良普及センター「兵庫県の大粒系ぶどう栽培に適した省力的な栽培技術の確立」及び部長(普及担当)「大粒系ぶどう栽培に適した高品質・省力的栽培技術の確立」、平成19年度の普及部「新梢管理法の改善によるぶどう作業の省力化」からの要望を受け、平成19年度に課題化した。新梢管理や花果房管理の省力化を目指して、他県や県内先進農家が取り組んでいる技術も含め、農業改良普及センターの現地実証と連携して検討した。
開発技術の内容
摘粒時の果房先端切除法は摘粒作業の省力効果が大きい。果房の形状がやや丸くなるが、果実品質にも影響はない。
期待する効果
果房先端切除法は摘粒作業の平均50%以上の削減が見込める。
連絡先
農業技術センター農産園芸部 0790-47-2424