開発技術名

「木材市場土場における簡易な丸太強度選別技術」

 

技術開発の経緯

 実需者が求める品質に対応する製品の供給力を高めるため、県内製材工場に対し、品質・性能を保証するJAS(針葉樹構造用製材JAS機械等級区分)の認証取得などが求められている。また、県内の中小規模製材工場の多くは、強度が不明な原木丸太を仕入れて製材しているため、強度が劣る製材品による歩留まりの低下が課題である。このため、強度の明らかな丸太を用途に応じ効率的に調達できるよう、木材市場等において原木段階で強度選別する技術が必要である。

 

開発技術の内容

 ア 調査データから得られた独自の推定密度を用いて、スマホアプリで丸太の強度を簡易に判定し、強度の明らかなスギ丸太を90%の精度で

   効率的に選別する。

 イ 新技術は、同技術が利用できず、重機で丸太を吊り上げ、丸太密度を計測する場合の約23%の作業時間(1本あたり1分15秒)で、また

   約5%のコスト(1本あたり63円)で選別する。

 

期待する効果

 県内の木材市場等で新技術を普及することにより、中小製材工場での強度が劣る製材品の発生を抑制し、強度の明らかな横架材の生産歩留まりを改善させる。

 

連絡先

 森林林業技術センター 森林活用部 0790-62-2118 (作成者:小長井 信宏)