開発技術名
「微生物培養産物を用いた乳房炎の予防」
技術開発の経緯
飼料摂取量の低下により抗病力が弱まる周産期の乳房炎は搾乳衛生だけでは予防が困難であるため、その時期の予防技術の開発が求められている。
開発技術の内容
乳酸菌と酵母菌からなる微生物培養産物を分娩予定日30日前から分娩90日後まで投与することで、乳房炎の発症を防止することができた。
期待する効果
現在、県内5戸の酪農家で実証展示しており、今後普及が期待される。また、消化吸収機能活性化により和子牛の下痢予防等などでも利用が検討されている。
連絡先
淡路農業技術センター畜産部 0799-42-4880