開発技術名

「子牛の粗飼料摂取量増加に関する技術」

 

技術開発の経緯

 粗飼料多給で育成すると肥育中の発育がよく、遺伝的能力を発揮できることが確認されている。しかし、粗飼料多給子牛は市場出荷までの発育が悪く市場価格が安くなる懸念があることから良好な発育が得られる粗飼料多給技術を確立する。

 

開発技術の内容

 ほ乳期は母牛と同じ粗飼料、離乳後は複数の粗飼料を自由摂取させることで粗飼料摂取量を増やすことができ、平均発育値を上回る良好な発育が得られた。

 

期待する効果

 「すくすく草育ち」「すこやか子牛」等肥育農家に好まれる粗飼料多給子牛生産技術として、但馬牛生産農家に普及することが期待できる。

 

連絡先

 北部農業技術センター畜産部 079-674-1230