開発技術名

「『ひょうご味どり』への飼料用玄米給与技術」

 

技術開発の経緯

 我が国において食料・飼料自給率の向上が緊急かつ重要な課題となっており、その対策として飼料用米の生産が奨励されている。本県では、平成25年度までにブロイラーへの飼料用米多給技術を確立しており、肉質や経済性にも優位性が認められている。この成果を本県のブランド鶏肉である「ひょうご味どり」に利用し、特徴のある生産物を低コストで生産する技術を開発する。

 

開発技術の内容

ア 「ひょうご味どり」における肥育後期の飼料中のトウモロコシと全粒玄米との最適な代替割合(25%、50%、75%及び100%を比較)は100%である。
イ 「ひょうご味どり」の肥育後期の飼料中のトウモロコシと全粒玄米と100%代替しても、発育性や解体成績に差はなく、もも肉のオレイン酸割合及びモノ不飽和脂肪酸割合が約1.2倍高くなる。
ウ 飼料用籾米の単価が32.4円/kgで二種混合飼料の単価が87.0円/kgの場合、1羽当たりの飼料費及び正肉100g当たりの飼料費はトウモロコシ給与に比べてそれぞれ約170円及び約15円安くなる。

 

期待する効果

ア 「ひょうご味どり」の生産費の低減:1羽当たり肥育後期飼料費 約880円→約710円
イ 飼料用米を給与した「ひょうご味どり」の生産羽数の増加:2.3万羽(H27)→6万羽(H32)

 

連絡先

 畜産技術センター家畜部  0790-47-2430 (作成者:龍田 健)