開発技術名

「除草剤を使用しない農法における雑草の抑制技術」

 

技術開発の経緯

 但馬地域では、「コウノトリ育む農法」を推進しているが、無農薬栽培では雑草の発生によって大きく減収する場合があった。そこで、同農法において問題となる雑草等を明らかにし、現地ほ場の雑草発生量と収量の関係を調査して、雑草防除基準及び機械除草による抑草技術を確立した。

 

開発技術の内容

①「コウノトリ育む農法」無農薬栽培田における優先雑草はコナギとホタルイであり、ノビエは長期湛水、深水管理によって抑草できた。
②出穂期の雑草総量が乾物重50g/㎡を超えると水稲は減収し、移植後40日目頃の雑草乾物重を20g/㎡以下に抑制すると収量に悪影響を及ぼさないことを明らかにした。写真資料によって、視覚的に雑草防除の水準量を目視判定できるようにした。
③機械除草は、雑草が大きく(コナギのハート型葉3~5枚)成長する前に投入する必要があることを明らかにした。

 

期待する効果

 減農薬栽培においては、中後期除草剤処理の要否判断に利用でき、無農薬栽培では、機械除草の要否判断等に利用可能である。「コウノトリ育む農法」における減収要因対処が早くなり、収量の安定化が可能となる。

 

連絡先

農業技術センター農産園芸部 0790-47-2412