開発技術名

「NFT方式によるトマト3段摘心栽培での周年多収生産」

 

技術開発の経緯

 現行のトマトの長段どり栽培は、着果が不安定等で高度な管理技術を要するため、新たな周年的に多収可能な技術開発を進める。

 

開発技術の内容

 苗の植え付けが容易なNFT(薄膜水耕)方式を利用して、閉鎖型育苗施設で25日育苗した本葉5~6枚の苗を5000~6250株/10a植え付け第3花房まで収穫する3段摘心密植栽培し、3~4ブロックに分け1ブロック年3作栽培することで周年収穫が可能となり、40t/10aの収量が見込める。

 

期待する効果

 10a当たり総労働時間は1800時間で、400万円の所得が見込まれる。

 

連絡先

 農業技術センター農産園芸部 0790-47-2423